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小田凱人の年収は?スポンサーは何社で世界4大大会の優勝賞金はいくら?

小田凱人の年収は?スポンサーは何社で世界4大大会の優勝賞金はいくら?

全仏オープンで史上最年少17歳で優勝を飾り、注目の車いすテニス選手・小田凱人さん。

小田凱人さんの年収がいくらなのか?スポンサーは何社なの?と気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は

  • 小田凱人の年収は?
  • スポンサーは何社なのか?
  • 世界4大大会の優勝賞金はいくら?

これらについて調べてみました。

 

小田凱人(車いすテニス)のプロフィール

小田凱人さんのプロフィールを紹介します。

名前:小田 凱人(おだ ときと)
生年月日:2006年5月8日
年齢:17歳(2023年6月現在)
出身地:愛知県一宮市
身長:175cm
利き手:左
所属:東海理化

 

小田凱人の経歴

小田凱人さんは、小学校の時にはサッカー選手を目指していましたが、9歳の頃に骨肉腫を発症。

左脚の股関節と大腿骨の一部を切除して人工関節に置き換える手術を受け車椅子生活となりました。

ロンドンパラリンピックに出場していた国枝慎吾選手をテレビ中継で見て、大きな感動を覚え、担当医からの勧めもあり、10歳から本格的に車いすテニスを習い始めました。

 

小田凱人の主な大会成績

  • 2020年、ジュニアマスターズの国際大会「Cruyff Foundation Junior Masters」優勝
  • 2021年 車椅子テニスジュニア世界ランキング1位(史上最年少・14歳11ヶ月)
  • 2022年4月 プロ転向を表明
  • 2022年11月 車いすテニス年間王者決定戦「NECマスターズ」 史上最年少世界年間王者
  • 2023年1月 全豪オープンで準優勝
  • 2023年6月 全仏オープンで優勝、グランドスラムを初制覇(史上最年少で世界ランク1位)

このように、小田凱人さんは2016年10歳から本格的に車いすテニスを始めたのですが、結果を出すのがとても早いですよね!

 

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小田凱人の年収はいくら?

テニスラケットとボール

小田凱人(ときと)さんは、2022年4月にプロに転向し、現在2年目のプロ車いすテニス選手です。

小田凱人さんの年収はいくらになるのでしょうか?

 

2023年小田凱人の出場大会の賞金は?

小田凱人さんが2023年に出場した大会をもとに、賞金を算出してみます。

  • 全豪オープン(GS) 準優勝・・・ 賞金 約300万円(優勝の半額)
  • GEORGIA OPEN(ITF1) 準優勝・・・賞金額 不明(優勝は賞金420万円)
  • Cajun Classics(SS) 優勝・・・賞金 約620万円
  • 全仏オープン 優勝・・・賞金 約900万円

これらを合計すると、2023年1月~6月の賞金約2,030万円になります(GEORGIA OPENの準優勝の賞金は、優勝賞金420万円の半額として計算)。

2023年6月現在では、上記の金額にスポンサーからの報酬を足したものが小田凱人さんの年収になります。

今後、他の大会でも好成績を残すことで、もっと高い年収になりますよね!

 

小田凱人のスポンサーは何社?

小田凱人さんは、2022年4月東海理化㈱所属契約を結び、プロ転向を表明しています。

愛知県一宮市出身の小田凱人さんは、隣町の扶桑町にある東海理化㈱に所属し、試合の遠征費や滞在費などを支援してもらっています。

所属契約 東海理化
スポンサー契約 株式会社ITCおよびSDCグループ(テニススクール及び施設運営)
スポンサー契約 日本生命
スポンサー契約 NIKE

2023年6月現在は、小田凱人さんのスポンサー契約は上記3社となっています。

3社ともにスポンサー契約を結んだのは2023年からとまだ浅いので、スポンサー契約としての収入はまだ少ないのではと推測します。

ただし、まだ17歳と若い小田凱人さんは、これから活躍の場を広げていくと思われるので、スポンサー契約は増えていくのではないでしょうか?

 

世界4大大会の優勝賞金はいくら?

金メダル

では、世界4大大会(グランドスラム)の優勝賞金はいくらなのでしょうか?

まずは、車いすテニスのグランドスラムについてご説明します。

車いすテニスのグランドスラムとは?

車いすテニスのグランドスラムとは、国際テニス連盟が定める世界4大大会と呼ばれるトーナメント戦を言います。

  1. 全米オープン
  2. 全豪オープン
  3. 全仏オープン
  4. 全英オープン(ウィンブルドン選手権)

これらの4大大会(グランドスラム)は、車いすテニス大会の中で最上位に格付けされています。

また、グランドスラムは一人の選手がこの4つのトーナメントで優勝すること、その記録を指すこともあります。(参照元:テニスベア

※車いすテニスの歴史は浅く、グランドスラムに格付けされたのは、全米オープンが2007年から、他の3大会が2009年からです。(参照元:SPAIA

 

車いすテニス世界4大大会の優勝賞金はいくら?

全豪オープン 優勝賞金 約600万円(2023年1月)
全仏オープン 優勝賞金 約900万円(2023年6月)
ウィンブルドン 優勝賞金 約830万円(2022年度)
全米オープン 優勝賞金 約810万円(2022年度)

車いすテニスの世界4大大会(グランドスラム)の優勝賞金はおよそ上記のようになります。

車椅子テニス選手は、仮に全ての大会で優勝できたとしても、この賞金から「遠征費・車椅子の修繕費・練習費用・生活費」などが支出されます。

遠征は一人では行けないので、コーチなどのスタッフの経費もかかってきます。

これらを差し引くと、小田凱人さん自身の手元に残る金額は非常に少なくなりますよね。

 

車いすテニスの賞金や年収は異常に低い!

車いすプロテニス選手の賞金や年収は、健常者のプロテニス選手に比べると異常に低いのはご存知でしょうか?

例えば、錦織圭選手世界ランキングでトップ10の常連選手だった頃、錦織圭選手の年収は約34億円と言われていました。

この年収には、大会の賞金とスポンサー料が大部分を占めています。

そして、トップクラスの選手になると、大会賞金よりもスポンサー収入の方が高額になるそうです。

一方、車いすテニスで世界1位になった国枝慎吾選手の年収は、当時4,000~5,000万円程度だったそうです。

車いすテニス選手の異常に低い年収に驚きますよね!

ちなみに、当時の国枝慎吾さんの推定年収4,000~5,000万円のうち、残り2,000万円弱はCM出演などを含めたスポンサー料と考えられています。 (参照元:SPAIA

当時、国枝慎吾さんのスポンサーは10社ついていましたが、それらを合計しても年間の獲得賞金に到達しないのです。

車いすテニス選手と健常者のテニス選手では、異常なほど賞金金額もスポンサー料も違うのです!

 

まとめ:小田凱人の年収は?スポンサーは何社で世界4大大会の優勝賞金はいくら?

いかがでしたか?

今注目の小田凱人さんの年収について迫ってみました。

健常者のプロテニス選手に比べ、小田凱人さんなど車いすプロテニス選手の年収は大変低いことがお分かりいただけたかと思います。

四大大会(グランドスラム)の賞金でさえ、たいへん大きな金額差があります。

スポンサー企業からの収入も、健常者プロテニス選手とは異常な金額差です。

以前に比べ、徐々に車いすテニスの認知度が上がってきていますので、賞金金額やスポンサー企業からの収入が改善されていくことを希望したいと思います。



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