映画

水は海に向かって流れる【キャスト相関図】一部ネタバレと漫画との違いも解説

水は海に向かって流れる【キャスト相関図】 一部ネタバレと漫画との違い も解説

映画『水は海に向かって流れる』が広瀬すずさん主演で6月9日より公開されます。

原作漫画を実写映画化し、広瀬すずさんが26歳OL役を演じ、16歳の若手俳優・大西利空(おおにし りく)さんが相手の高校生役を演じます。

周囲を固めるキャストも高良健吾さん、生瀬勝久さんなど豪華なメンバーです。

  • 広瀬すずの無愛想な話し方や表情
  • 榊(広瀬すず)が作る料理の数々
  • シェアハウスの人々との交流
  • 過去のトラウマや悲しみと向き合う姿
  • 「年の差10歳」の恋の行方

など見どころ満載です。

ここでは、映画『水は海に向かって流れる』の

  • キャスト相関図
  • 一部ネタバレ
  • 原作漫画と映画との違い

について解説していきます。

 

映画『水は海に向かって流れる』について

映画『水は海に向かって流れる』は、別冊少年マガジンで2018年から2020年まで連載された漫画をベースに実写映画化されました。

26歳のOL・榊千紗(広瀬すず)と高校1年生の熊沢直達(大西利空)を中心に、個性派揃いのシェアハウスのメンバーとの賑やかな日常を描いた作品です。

広瀬すずさんは、感情を表に出さないクールでどこか無愛想な26歳OLという難役に挑戦。

試写会では

今までの広瀬すずさんとは、全く違う表情でしゃべり方も違うし、びっくりしたわ。
そうそう、パチンコしたり、カンフーキックのシーンもあったよね!

と、今までの広瀬すずさんとは違う姿にびっくりした方も多かったようです。

 

原作・監督やスタッフは?

原作 田島列島『水は海に向かって流れる』
監督 前田 哲
脚本 大島 里美
音楽 羽毛田 丈史

原作は、女性漫画家・田島列島さんが描いた『水は海に向かって流れる』です。

田島列島さんは、2014年初の長編作品『子供はわかってあげない』を発表し、マンガ大賞2015で第2位など様々な漫画賞を獲得しました。

『子供はわかってあげない』は、2021年に上白石萌歌さん主演で実写映画化されています。

監督は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』を制作した前田哲さんです。

 

主題歌は?

主題歌は、スピッツが担当。

この映画のために書き下ろされた新曲『ときめきpart1』が映画の登場人物の心情やシーンを盛り上げます。

 

主なあらすじ

高校1年生になった直達は、実家から遠く離れた高校に通うことになったため、叔父・茂道の家に居候することになります。

土砂降りの雨の中、最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ女性・榊さんでした。

案内されたのはシェアハウス。

脱サラして漫画家になった叔父・茂道、女装の占い師、海外を放浪する大学教授、そして愛想のない26歳のOL・榊らが住む個性派揃いのシェアハウスで、共同生活が始まります。

笑わないが、気まぐれに美味しい料理をふるまう榊に、直達は次第に好意を寄せるようになります。

しかし、榊は「恋愛はしない」と宣言。

「年の差10歳」の2人には、過去に信じられない因縁があったのです・・・。

 

スポンサーリンク


映画『水は海に向かって流れる』のキャスト

映画『水は海に向かって流れる』に出演のキャストを紹介します。

 

榊 千紗(さかき ちさ)役:広瀬すず

シャアハウスに住む26歳のOL。

過去の出来事から心を閉ざし、日々を淡々と生きている。

「恋愛はしない」と宣言し、男性に対しては冷たい態度を取っている。

愛想はないが、気まぐれに美味しい料理をふるまう。

 

熊沢直達(くまざわ なおたつ)役:大西利空(おおにし りく)

高校1年生。過去の出来事からトラウマを抱えている。

実家から遠く離れた高校に通うことになったため、叔父・歌川茂道の家に居候する。

シェアハウスで共同生活を送るうちに千紗に淡い思いを抱き始める。

大西利空さんは、オーディション400人の中から選ばれ、この映画の出演となりました。

『キングダム』シリーズで主人公・信の幼少時代を演じたこともあり、今回は年相応の高校生役としての出演です。

 

歌川茂道(うたがわ しげみち)役:高良健吾(こうら けんご)

 

直達の母親の弟で、直達の叔父。

古くて大きな庭付きの木造住宅で暮らしており、空いた部屋をシャアハウスとして貸している。

漫画家でペンネームは「ニゲミチ先生」。転職したことは両親に内緒にしている。

 

泉谷 颯(いずみや はやて)役:戸塚純貴(とづか じゅんき)

 

女装占い師。楓の兄。

穏やかな性格ですべてを達観している。

 

成瀬賢三(なるせ けんぞう)役:生瀬勝久(なませ かつひさ)

大学教授を務める初老の男性。

千紗からは「ナルちゃん」と呼ばれる。

千紗の父親のサカキンとは昔からの知り合いで、10年前に起きたある事情を知っている。

 

泉谷 楓(いずみや かえで)役:當真あみ(とうま あみ)

 

泉谷颯の妹で、直達のクラスメイト。陸上部。

ポニーテールが似合う美人。悩む直達に寄り添っていくうちに、直達に惹かれていき…。

 

熊沢達夫(くまざわ たつお)役:北村有起哉(きたむら ゆきや)

 

直達の父親。

10年ほど前に起きたある事情の張本人。

茂道の家で偶然、千紗を見かけ、複雑な思いを抱く。

 

榊 謹悟(さかき きんご)役:勝村政信(かつむら まさのぶ)

 

千紗の父親。

大学教授の成瀬からサカキンと呼ばれ、古くからの知り合い。

千紗が恋愛恐怖症になった原因を知っている。

 

高島紗苗(たかしま さなえ)役:坂井真紀

 

榊千紗の母親。

10年ほど前に起きたある事情の張本人。

母の一件がきっかけで千紗は「恋愛はしない」と決めた。

 

映画『水は海に向かって流れる』の相関図は?

映画『水は海に向かって流れる』の相関図は下記になります。

「水は海に向かって流れる」相関図 「水は海に向かって流れる」相関図

 

※無断転載はご遠慮ください。

 

原作漫画と映画の違いは?

雨降りで傘をさす女性

原作漫画では、熊沢直達が主人公としてストーリーが描かれていますが、映画では、広瀬すずさんが演じる榊千紗を主人公として描かれています。

映画では、原作漫画のストーリーを忠実に再現しています。

しかし、映画では原作にはないオリジナルのシーンもいくつか登場しています。

例えば、直達と榊さんの出会いのシーンや直達が過去の出来事を乗り越えるシーンなどが映画オリジナルのシーンです。

また、映画では原作よりも登場人物の心情がより深く描かれ、ラストの締めくくり方も原作と映画では違います。

 

一部ネタバレとは?

ここでは、原作漫画をもとにネタバレをご紹介します。

 

直達と千紗の因縁とは?

映画を見ると、直達と千紗の関係はただの同居人ではないということに薄々気づくと思います。

実は、約10年前に直達の父と千紗の母は家族がいながらも不倫関係となり、駆け落ちしていたのです。

その後、うまくいかなかったのか二人は別れ、直達の父は家族のもとへと戻り、妻と息子と共に普通に暮らしています。

一方、千紗の母は家族の元に戻ることはありませんでした。

 

主人公・千紗が「恋愛はしない」と宣言した理由

上記の母の不倫・駆け落ちがきっかけです。

優しく、頭がよく大好きだった母親が「好きになれば、あなたも分かると思う」と言い、他の男性に2度も走ってしまっています。

そんな母親を見て、千紗は

「恋愛は人を狂わすような恐ろしいものだ。母の血が流れている自分自身も、母と同じような過ちを起こすのではないだろうか?」

と考え、恋愛恐怖症となったのです。

 

水は海に向かって流れる【キャスト相関図】のまとめ

海と空

以上、『水は海に向かって流れる【キャスト相関図】一部ネタバレと漫画との違いも解説』と題してお送りしました。

一部ネタバレも含む『水は海に向かって流れる』のキャスト相関図の紹介となりましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?

この作品では、広瀬すずさんが今までとは違う役柄「感情を表に出さないクールでどこか無愛想なオトナ女性」に挑み、新境地となる作品になったのかもれませんね。

私も、映画のPR動画で広瀬すずさんの演技を見た時に、雰囲気が全然違うなとは感じました。

映画館で見ると、もっとその違いに気づくのかもしれませんね。

6月の公開を楽しみにしています。



スポンサーリンク