猟師と獲物の間には、見えない糸があるという。 祖父の死をきっかけに山を下りた、猟銃使いの少女・浜路。観るもの聞くもの初めてづくしのその町で、彼女は奇妙な噂を耳にする。人と犬の血を引き、人に化けて暮らし、人の生珠(いきだま)を喰らう<伏>と呼ばれる者たちのこと。そして、彼らが起こす凶悪事件について。居場所を探して彷徨う浜路は、やがて、犬の面をつけた白い髪の青年・信乃と出会う。架空の水都・江戸を舞台に繰り広げられる、まっすぐな少女の物語。
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